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部員の声①「これからの大学生活とリコタイ少林寺について」

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!

初めまして、理工学部體育會少林寺拳法部(以後リコタイ少林寺)で主将を務めていた47代の佐藤 陽亮と申します。

今回は、自分がリコタイ少林寺に入部して活動してきた中で感じたことを主観ゴリゴリではありますが、書き連ねていこうと思います。一つの参考にしてもらえれば幸いです。

さて、今の時期は新入生の皆さんにとって色々と大変な時期だと思います。 どんな授業をとろうか、どんなバイトをしようか、友達はできるか、サークル・部活は何に入ろうかなど考えることはたくさんあります。

大学生活に楽しみや期待で胸を膨らませつつそれと同時に不安も入交り、何とも言えないような感情で歯がゆい感じ。そうでない人もいるかもしれませんが、多くの人がこのような感じだと思います。 自分が新入生の時もこんな感じでした。 自分の場合は、同学年に知り合いが一人もいなかったので、むしろ不安の方が大きかったです。 (ちゃんと人としてリスペクトを持って接していれば友達とかは普通にできると思うので大丈夫ですよ 笑)

 そうして、それぞれがそれぞれの想いを馳せながら大学生活がスタートする訳ですが、おそらく皆共通しているのは、大学生活を充実させたものにしたい!という事だと思います。 自分も具体的なプランは描いてなかったですが、漠然とそのような想いは持っていました。 何か夢中になれるものを探す。 新歓期はこれを意識して行動しました。

サークル・部活選びなどで一番大切なのは、実際に現場に足を運んで、部活や部員の雰囲気を自分の肌で感じ取る。これに尽きると思います。

今の時代はSNSが普及しているので多くの情報が飛び交い、情報過多になりがちです。 そして、当然各団体は良いことしかSNSにアップしません。笑  当然良いこともあれば悪いこともある。すべての団体がそうです。 だからこそ、あなたが自分の目で見て、肌で感じて判断することが大切になってきます。

自分は、サークルはフットサルやバトミントン、部活では高校時代にやっていた少林寺拳法を主に選択肢の中に入れていました。 どれも体験練習会に行って、先輩方と話したり、雰囲気を確かめたりしました。 その結果、リコタイ少林寺を選びました。

理由としては2つ。

1つは、オンオフのメリハリがはっきりしていること。

部活やる時は全力でやる。遊ぶ時は遊ぶのようにオンオフの切り替えがはっきりしているのがリコタイ少林寺の特徴で、バイトと両立させることが出来ている先輩も数多くいます。 というかほとんどの部員がバイトやってるんじゃないですかね。 自分もなんせ今までバイトをやったことがなかったので、大学生になったらバイトしてみたい!という気持ちもあり、それでも部活動の活動が中途半端になってしまうことは嫌だったので、ちゃんとメリハリがあるリコタイ少林寺を選びました。

もう1つは、部員の人柄です。

こっちの理由の方が大きいです。 多くの食事会や練習体験会を通して、部員の方とお話ししていく中で感じたのは、言葉にするのは難しいのですが、部員の目が活き活きしていて、死んだ目をしていないというか、笑 温かく優しいと同時に部活動に対してアツい気持ちを持って、少林寺に夢中になってるなという印象でした。笑 これはまさしく自分が探していた夢中になれるものを体現している人たちで、自分もこうなりたい、こういう人たちと大学生活を過ごしたいと感じ、入部を決めました。

このように入部を決め、3年間が経ち、つい先日幹部を引退しました。

振り返ってみて感じたことは主に3つ。

1つ目は、物事を考える力が鍛えられたこと。

大学生と高校生とかの違いで大きいものって自己裁量の大きさだと思います。 ある人はそれを自由と呼び、ある人はそれを責任とも呼びますが、大学での生活は学生主体が基本です。

どういう決断をして、どういう行動を取るのかは自分にゆだねられています。 よく聞く話だと授業さぼろうと思えばいくらでもさぼれるし、大変にしようと思えばいくらでも大変にできるみたいなのですかね。 ここでその是非について言及するつもりは一切ないですが、授業に限らず他の物事でも自分で選択肢をチョイスする場面が増えるのが大学生です。 つまり、自分の頭で考えることが大切になってきます。

部活動でもそれは同じで、練習メニューや部の方針、大会や各種行事にどう取り組んでいくかを自分たちで話し合い実行していきます。 いやでも考えるクセがつきます。 そして監督とも話し合い、意見を取り入れて自分の考えをアップデートしていく。 (ちなみに監督は物事の事象間についての考えが深く、お話する中で学ぶことは数多くあります。日常生活の問題を解決するヒントがたくさん出てくるので、自分も多くの場面で救われました。)

そうして身についた物事の考え方というのは必ず自分にとって心強い味方となってくれます。

2つ目は、少林寺拳法楽しすぎるやろってことです。

僕が部活動に夢中になれた要因の1つがこれです。

少林寺拳法は、突きや蹴りといった剛法と投げ技や関節技といった柔法で構成されていて割とオールラウンドな武道です。 自分は高校3年間少林寺拳法をやっていましたが、大学での少林寺拳法は濃厚で奥が深い部分もあり、高校の時とは比べ物にならないほどのめりこんでいきました。 よく武道とかだとYouTubeとかで達人が軽々と大柄な人を投げていて、こんなんヤラセとちゃうんか笑 と思っていましたが、実際に体験すると 受けてわかる、スゴイやつやん!(宮川大輔風)となります。

自分には知らない世界がまだまだあると思い知らされるのと同時に少林寺拳法には色々な技があり練習してできるようになるとめちゃくちゃ嬉しいし楽しいです。 体と心の関係性など興味深い話もあり、学べることが沢山あります。

3つ目は、最高の仲間たちに出会えたことです。

リコタイ少林寺には、先輩後輩同期関わらず、素晴らしいと思えるような人たちばかりで溢れています。 自分の大学生活での最大の収穫はこれと言っても過言ではありません。

部活動では切磋琢磨し、オフではご飯を食べに行ったり、家に泊まったり、旅行に行ったりと。 思い返せばきりがない程の想い出を作ってきました。 1週間泊まり続ける友達が出来るなんて大学生活が始まる前までは思いもしなかったです。 くだらないことも沢山やって今でも思い出し笑いいくらでもできます。 部活動は、楽しいことが多いですが、時には大変なこともあります。 だからこそ、部員同士の関係も密になり、一生の友人たちへと変わっていきます。 少林寺拳法には、組手主体という言葉がありますが、これは相手がいるからこそ、自分も修練することができ、お互いに高めあうことが出来るというものです。

周りがいてこその自分。

これを感じるようになると自ずと感謝の気持ちが生まれます。 先ほど、自分で選択肢をチョイスすることについて述べましたが、そもそも、親や友人、先輩、先生などのサポートがあったから自分で選択肢をチョイスすることが出来ます。 周りの人に自分は生かされているという事を僕はリコタイ少林寺で教えてもらいました。 本当にこの部活に入ってよかったと思います。

 ここまで、主観ゴリゴリの文章を書いてきましたが、最後に伝えたいのは、やってみたいものがあるならとにかく行動して雰囲気を肌で感じやってみることです。 バイトとかも最初見学に行ってここにしよう!と決めて今でも続けています。 バイト先でも人に恵まれ、色んな刺激をもらい、はじけるくらいに楽しいです。 今は不安なことが多いと思いますが、そんな時こそ、その環境下で出来ることを見つけて何かしらアクションを取りましょう。

自転車のペダルと同じで何かにとりかかる時は重たく、めんどくさく感じますが、進み始めるとだんだん軽くなって気づいたらはるか遠くまで来ていたということはあると思います。 もしその道中でリコタイ少林寺に出会い、ここが良いな!と思ってくれたらとてもうれしいです。

皆さんの今後の大学生活を応援しています!

ここまで長い文章をお読みいただきありがとうございました。

47代 佐藤 陽亮

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